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 ■ 鉾取山・原山・天狗防山(ほことりやま・はらやま・てんぐぼうやま)   標高 711.5m 2002年10月27日 曇り・強風
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ちょっと早すぎたかも知れませんが、今日はいつもよりも早く出発することができました。今日のコースは、広島市東部にある鉾取山とそれに隣接する山々の縦走です。

広島の市電は全国から様々なタイプの電車が集まっていることで有名です。まだ薄暗く寒い中、始発電車がやって来るのを待つこと約15分、一路JR広島駅に向かいました。
JR広島駅から東に四つ目の中野東駅で下車し、目の前に見える鉾取山を目指していざ出発です。まだ朝日が山の向こうにあるので空気も少し肌寒く感じました。近くにコンビニがありましたので、そこで弁当とお茶を調達しました。

早朝なので、車も疎らにしか通らない国道2号線を横切り、山腹にある閑静な住宅街をウォーミングアップも兼ねて登り始めました。
10分位登ったところでガイドブックに載っていた公園に出ました。ここから登ってきた道を振り返ると、国道の向かい側の蓮華寺山に朝日が差しているのが見えました。

今日の山には頂上付近に何やらたいへん素晴らしい公園があると書いてありました。これまでに登った山には、そのようなものはなかったので、この公園を見ながら一人、仄かな期待と想像を膨らますことができました。
この小さな社もガイドブックの地図に載っていました。ここを通過するとやがて登山口に着き、山路の始まりです。
普通の明るさに見えますが、フラッシュを焚いての撮影です。この山路は結構木々が覆いかぶさっており日中でも薄暗いコースが続きます。

でも道中、竹林あり、杉やヒノキあり、途中には小川も流れており、落ち葉をザクザクと踏みしめながら進む山歩きはとても充分感に満ち溢れていました。
途中からは、急な坂道が続きました。やがて鞍部に出て樹木の間から向かいの蓮華寺山が朝日に明るく映し出されているのが見えてきました。
大きな椿の木が現れて、札にあるように恰もトンネルのように路を覆っていました。
早朝から肌寒く感じていましたが、やはり今日は全国的にも寒い一日のようでした。風も強く吹き、さらに小雨も降り始めました。出発前の天気予報では、降水確率20%だったのに・・・ (>_<)

しかし、このような樹木の下を歩いていましたので大してぬれることも無く、やがてその雨も上がったようです。

今度こそ、雨具を入れておこう!(そもそも、雨の日は来ないはずなんだけどな〜)
中間地点の鞍部に出ました。頂上まであともう少しです。ここまで来ると、さすがに汗を掻き始め防寒用に着ていたベストをリュックに括り付け、緩やかな路を暫くの間進みました。

『瀬野小学校へ4.3Km』と書かれた道標に、みょうに惹かれました。

ひょっとして、ここは杜の動物達の通学路なのでしょうか。(^^)
頂上近くまで来ると、急に視界が開けてきました。それまでは、ずっと薄暗いコースでしたので、少し「ホッ」としました。

しかしこのような山中で、いきなり平地の公園にあるような木々の保護柵(このような設備は普通の公園にしかないと思っていたからです)にお目にかかれるとは思っても見ませんでした。

私には、道中の環境とは明らかに違う、とても心休まる雰囲気を感じることが出来ました。

あっ、でも、・・・これがガイドブックに載っていた、あの噂の空中公園なのでしょうか(^^)
山頂には大変良く整備された公園が広がっており、これまでに登頂された方々の記念の札が沢山置かれていました。
風がビュービュー吹く中、周辺の樹木は、まだそんなに色付いていませんでしたが、この楓だけは見事に紅葉していました。
実によく整備されており、このようなきれいな樹木の回廊を歩くと、これまでの疲れも何処かに行ってしまいそうです。

やがて、一枚の画像では収まり切れない一大パノラマが出現します。
画面中央やや左に見えるのは海田町の街並みと海田大橋、そのずっと向こうにやや霞んで見える大きな島が宮島、手前の山の向こうに広がっているのが広島湾と広島市街地です。そして、ビルの谷間に申し訳なさそうにうずくまって見えるのが比治山でしょうか。背後に見えるのは、山口県に続く山々です。今日は、やや肌寒い日でしたが空気も良く澄んでおり、遠くまでくっきりと見渡せる、大変良いトレッキング日和でした。

その昔、私がリアジェットの操縦をして河内にある広島空港から市内の観音にある広島西飛行場へフライトをした時もやはりこのような景色を眼下に見ることが出来ました。(注釈:フライトとは、『フライトシュミレーション』のことです^^;)
先程の景色に見とれて暫くシャッターを押し続け瞬く間に時間が過ぎていきましたが、その鉾取山にも別れを告げ隣の原山を目指します。

大変下り易い路を進むと、やがてアスファルトで出来た林道に出ました。

大きな無線塔を目指して歩くとやがて、右手に登山道が見えてきました。『よしッ、今日は徹底して山道を行くことにしよう!』

また暫く登りが続きます。  この山で気付いたこと、・・・

標識がもう少し何とかなれば良かったですね (ーー;)
無線塔の近くで記念写真の撮影を試みましたが自分を撮るのはなかなか難しく、敢え無く断念!

原山を後にして、次は天狗防山を目指しました。下山途中の路なので下りながら登るといった感じでした。
今回の一連のトレッキングで、最後の最後にも盛り上がりを見せてくれました。かなりの急激な下り坂です。(半端ではありませんでしたッ。)所によっては、木々を掴みながらでないと滑ってしまうところや、倒木を潜ったり、跨いだり、・・・

もし反対のコースから登っていたら、あまりの急さに途中で引き返していたかも知れません (T_T)
ようやく、平地に降りてきました。今日は、朝6時に家を出発して、急な登りや下りの路もありましたが、空中散歩も楽しむことが出来ましたし、とても良いトレッキングを経験できたと満足しています。

段々と長く歩けるようにもなりましたし、次は更なる目標を設定しましょうかね〜。
民家の間を通り抜け、工場群を過ぎると、途中の山腹で見えていた国道2号線に出てきました。安芸中野駅の案内板も見えてきました。
駅の近くからもう一度振り返ってみました。帰りの安芸中野駅は、朝降りた駅よりもひとつ手前になります。実質約5時間の行程でした。今日も無事帰還できたことに感謝です!
途中でであった路傍の花達・・・



     山薄荷(ヤマハッカ)
     秋の麒麟草(アキノキリンソウ)



今回も、花の名前は、登山家で高山植物愛好家でいらっしゃいますwolfgangさんのご好意により教えて頂きました。

wolfgangさん、いつもありがとうございます。m(__)m
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