2004年10月12日

クマが教えてくれる地球の未来

確かに今年は異常です。 これまでなら山に入っても子連れの熊以外人間には向かってこないと聞いていましたので怖がりの私でも熊除けの鈴やラジオ、防犯ベル、かさ(疑問は残りますがぱっと広げるといいらしい)などを持ち歩けば一応熊対策はできていると思っていました。

でも今年はかなり事情が違うようです。里山どころか普通の住宅地にまで出没し民家の木に成った柿などをたらふく食べているようです。最悪なのはそこに人が生活をしていてクマが危害を及ぼしたことです。

冬眠前の熊はこの時期にしっかりと山野で栄養補給をしているらしいのですが捕獲された熊の胃を解剖してみると満タンのはずの食物が入っていないのだそうです。

一説によると今年の異常気象(猛暑、台風による被害)で本来熊たちが山の中で食べていただろう食物が食べられず仕方なく人里にまで下りてきたらしいのです。

どっちが悪いのかと言えば常識的にはクマが悪者になるほかはありませんが、処分された彼らの顔を見ると切なくもなります。彼らだけに問題の解消策を簡単に押し付けていますが抜本的な解決にはならないでしょうね。きっと来年も同種のニュースがこの時期に流れるような気もします。(・・・なければよいのですが)

私が子供の頃は冬には街中でも雪ダルマができるほど雪が降り積もり夏も近年ほどは暑くはなかったです。でもいつの頃か暖冬といわれるようになり、猛暑という言葉が洒落にならないほど身に沁みてくるようになりました。

熱帯地帯が赤道を中心にさらに広がりその影響でかつての温帯地帯も亜熱帯に近づいてきたのでしょうね。その煽りを受け台風の進路も変わりいつになくよく来たのではないでしょうか。

そして、このような異常気象の原因に私たち人類も残念ながら係わっています。『地球温暖化』と言われて久しいですがもうこれは地球規模で考えなければならない問題(CO2を減らすこと)です。もし温暖化にブレーキを掛けることができるなら、文明からは決して逃げられない私たちですが、たとえ小さなことからでも意識をもって実行したいと思います。そしてそれが熊たちの悲劇を少しでも減らせるのならば・・・

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